○ IMPREZA
SPORTS WAGON 1.5R(DBA-GGC) ○
久しぶりに休みが取れて、ディーラーに遊びに行ったときの試乗車その1(笑)、G型インプレッサスポーツワゴン1.5Rです。
なんと卸したての試乗車でして、走行距離はワタシが乗った時点でなんと17km!!!
恐らく、ワタシがほぼ初めての試乗「者」ではないかと思われたり…(汁)
とはいえ、GD/GG系の現時点での最新モデル、そして、気合の入った1.5リッターモデルですから、実は結構楽しみだったりしたのです(^-^)
ワタシが試乗させていただいたモデルは、G型で新登場した1.5Rでも「S/A Package」でして、装備もバケットシートやらメーター類もスポーツ仕様の豪華なモノ、でした。
○1.5Rのインパネ○
インパネです。
ステアリングは1.5Rは全車「合成皮革巻」で、エアバックは以前代車で借りた15iよりも小型になっています。握ったカンジもかなり良好でした(^-^)
ハンドブレーキも本革巻きが1.5Rは標準装備だそうで、これまた握ったカンジが良好。
S/A Package仕様なので、ホワイトルミネセントメーターなので、メーターもシルバーのリングが付いていたり、オープニングデモがあったり(笑)これまた豪華仕様ですね。
そして、さりげなく?レブリミットが7000回転になっていたりします。
○1.5Rのシート○
S/A Package仕様専用のバケットシートです。
デザインは基本的に色使いを除きWRX系と同じですが、若干柔らかめになっているようです。
シートリフターは、ラチェット式で全体が上下するタイプ。この方がワタシ的には好みですね。国産車だと、座面のみが上下するタイプもありますが、コレだとシートバックの腰のサポートがズレるので、ドラポジがイマイチ決まらないので…(^-^;
○1.5Rのエンジンルーム○
1.5Rのエンジンルームです。
外観はぱっと見、以前の15iとあまり変わらないように見えますが、実は全面新設計のエンジン「EL15」が載っています。
↓エンジンブロックの刻印も、シッカリ「EL15」となってます。
スペックを比較しますと…、ボア・ストロークがEJ15は「85.0×65.8」なのに対し、EL15は「77.7×79.0」のロングストロークな設定、インマニは、BL/BPレガシィのNAのEJ20と同様の考え方のモノに新設計され、エキマニも等長等爆タイプ、また可変バルブタイミング機構のAVCSを装備、スロットルも電子制御タイプとなっており、昨今のローエミッション規制に対応すべく、入念な対応が施されています。
そのため、1.5Rは「平成17年度基準排出ガス75%低減レベル達成」と「平成22年度燃費基準+10%達成(2WDモデル)」を同時達成しています。
ひょっとしたら、EL15の「L」は「Low Emission」から取ったのではないかと勘ぐってみたり。
○乗ってみた印象○
余りにも卸したて過ぎるので(^-^;3000回転くらいまでしか使わずに走るようにしていたんですが、低速トルクはEJの1.5リッターよりも感じやすかったです。
カタログスペックだけで言えば、10ps/0.2kg・mの差なんですが、特筆すべきは低速トルクの発生回転数。EJ15では4000回転なのに対し、EL15では3200回転まで下げられています。
ただし、カタログ値はあくまでもスロットル全開で負荷をかけた状態で回転数ごとにプロットしたものであるはずなので、あくまでも「目安」でしかないのですが、実際乗りやすいと感じました。
また、電子制御スロットルも不自然なカンジは無く、意識するコトもありませんでしたし、レブリミットは高められているっぽいですが、基本的に実用トルクはシッカリ出して、かつソコソコ楽しめるように…という設定のエンジンのようですね。
足元が16インチタイヤで、ブレーキが換装前のウチのクルマと同じ(汁)という足回りはどうかなぁ…と思ってましたが、意外と影響は無いカンジです。むしろ、ルックス的には元々がWRX系の17インチ装着を想定したホイールアーチだっただけに(^-^;見栄えはコチラの方が○。ただし、ランニングコスト(タイヤ代)アップは避けられませんが…(^-^;
でも、このグレードは結構オイシイグレードかもしれません。
装備も充実してるし、慣らし終わって回せれば、なお楽しめそう。
既にあちこちで言われているようですが(笑)M/T設定が無いのがちょっち悲しい…ですが、それでもレンジを積極的にセレクトして走れば以前の15i以上に楽しめそうです。